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2025年夏季休業のお知らせ

お盆の季節がやって参りました。

今年も猛暑日が続き熱中症対策が欠かせない毎日となっております。

皆様方もどうぞ気をつけてお過ごしください!

↓先日都留市内で撮影した写真になります。

当社8月休業日のご案内です。

お休み 

2025年8月10日(日)〜8月11日(月)

2025年8月14日(木)〜8月17日(日)まで

※2025年8月18日より通常営業となりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

山梨県大月市、都留市、上野原市を中心に建築内外装工事請負 

リフォーム工事、塗装工事全般、建築アート施工/デザイン、エイジング塗装、防水工事、足場工事など

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「3分間知識」

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お盆の由来:ご先祖様との絆を深める日本の伝統

夏の風物詩として、日本人の心に深く根付いているお盆。多くの人々が故郷に帰り、家族や親戚と集まってご先祖様を供養するこの時期は、日本人にとって特別な意味を持つものです。しかし、このお盆がどのようにして始まり、どのような意味合いを持つのか、詳しくご存じでしょうか。ここでは、お盆の奥深い由来について、その歴史と変遷を紐解きながらご紹介します。

お盆の起源:インドの「盂蘭盆経」から

お盆のルーツは、古代インドの**「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」**という仏教のお経にあります。このお経には、お釈迦様の弟子の一人である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、餓鬼道(がきどう)に堕ちて苦しむ母親を救う物語が説かれています。

目連尊者は神通力によって、亡くなった母親が餓鬼の世界で苦しんでいることを知ります。深く悲しんだ目連尊者は、どうすれば母親を救えるかをお釈迦様に尋ねました。するとお釈迦様は、「安居(あんご)の最終日(陰暦7月15日)に、修行を終えた僧侶たちに飲食を施し、その功徳(くどく)を亡き母に回向(えこう)すれば、母親は救われるだろう」と説かれました。目連尊者がその教えに従い、多くの僧侶たちに供養を行ったところ、母親は餓鬼道から救われたと伝えられています。

この物語に登場する**「盂蘭盆(うらぼん)」**という言葉は、サンスクリット語の「ウランバーナ(ullambana)」が語源で、「逆さ吊りの苦しみから救う」という意味を持つと言われています。この目連尊者の孝行の物語が、ご先祖様を供養する「お盆」の行事の源流となったのです。

日本への伝来と独自の発展

仏教とともに日本にお盆の行事が伝わったのは、飛鳥時代と言われています。日本書紀には、推古天皇の時代(606年)に宮中で初めて「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が行われたという記述が残されています。当初は宮中や貴族の間で行われる行事でしたが、平安時代になると貴族社会で広く浸透し、次第に庶民の間にも広まっていきました。

しかし、日本のお盆は、単にインドから伝わった仏教行事をそのまま受け入れただけでなく、日本古来の祖先崇拝の信仰や習俗と融合しながら、独自の発展を遂げていきました。

神道の影響と習合

日本には、仏教が伝来するはるか昔から、先祖の霊を敬い、祭りをするという**祖霊信仰(それいしんこう)**がありました。人々は、亡くなった先祖の霊は子孫を見守り、子孫繁栄をもたらすと信じていました。特に夏には、祖先の霊が一時的にこの世に戻ってくると考えられており、その霊を迎え入れ、もてなすための様々な風習が行われていました。

例えば、お盆の時期に焚かれる**迎え火(むかえび)や送り火(おくりび)**は、ご先祖様の霊が迷わずに家に戻ってこられるように、また無事にあの世に戻れるようにするための道しるべとされています。また、**精霊棚(しょうりょうだな)**を設けて供物をお供えしたり、盆踊りを踊ったりするのも、ご先祖様を歓待し、慰めるための行事です。これらは仏教伝来以前からあった日本の習俗と、仏教の盂蘭盆会が融合した結果生まれたものと考えられています。

地域性と多様性

日本のお盆は、地域によって様々な特色が見られます。新暦の8月15日前後に行われるのが一般的ですが、東京など一部の地域では新暦7月15日前後にお盆を行う**「新盆(にいぼん)」**の風習が残っています。また、沖縄などでは旧暦で行われるなど、その時期も様々です。

迎え火や送り火の形式、供物の内容、盆踊りの種類なども地域によって異なり、それぞれの土地の歴史や文化が色濃く反映されています。このような多様性も、日本のお盆の魅力の一つと言えるでしょう。

現代のお盆の意義

現代において、お盆は単なる宗教的な行事にとどまらず、家族の絆を再確認し、故郷に帰るきっかけとなる大切な期間として認識されています。慌ただしい日常の中で、立ち止まってご先祖様に感謝し、命のつながりを意識する機会を与えてくれるのがお盆です。

ご先祖様への感謝の気持ちを忘れず、家族や親しい人々との時間を大切にすること。そして、その地域に伝わるお盆の風習に触れることで、私たちは日本の豊かな文化と歴史を再認識することができます。お盆は、古くからの伝統を受け継ぎながら、現代社会においても私たちの心に安らぎと大切なつながりをもたらしてくれる、かけがえのない行事なのです。

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