H様邸ベランダシート防水工事 上野原市コモアしおつ地区決定
H様邸ベランダ防水工事 上野原市コモア四方津地区
今回は初めてのベランダ床防水工事のご依頼をいただき、FRP+モルタル下地からウレタン+シート防水に変換する仕様に決定しました。特に床の防水には下への漏水を防ぐ為に大事な施工ですので、メンテナンスは必須になります。
施工前
人工芝は摩擦などにより劣化しております
ストレーナーの破損もあります
脆弱した部分を撤去して、下地処理後にプライマーを塗布
乾燥後、ウレタン防水を流して、溝や立ち上がりをトップコートで仕上げます
ストレーナーを交換して、シート防水で2重の防水効果やノンスリップ機能が充実しました。
改めましてbefore&after
外観や衛生上でも良くなり、また長期的に耐久性もアップしました!
お家の屋根やベランダの防水にお困りな方はお気軽にお問い合わせ下さい!
外装工事全般 株式会社AMB
☆内装工事なども承っております!
ベランダ防水について:
あなたのベランダは大丈夫? 意外と知らないベランダ防水の基礎知識
「そろそろベランダの汚れが気になるけど、どう手入れすればいいの?」
そう考えているあなた。実は、ベランダのメンテナンスは単なる掃除だけでは不十分です。雨風にさらされているベランダの床は、建物を守るための**「防水層」**という重要な役割を担っています。この防水層が劣化すると、雨漏りや建物の構造部分にまで被害が及ぶ恐れがあるのです。今回は、あなたのベランダがいつまでも安全であるために知っておきたい、ベランダ防水の基礎知識について解説します。
なぜ防水が必要なの?
建物の耐久性は、いかに雨水から守るかにかかっています。ベランダやバルコニーは屋根がないため、常に雨ざらしです。もしベランダの防水機能が失われると、雨水が建物内部に浸入し、柱や梁といった建物の構造体を腐食させてしまいます。放置すれば、建物の寿命を著しく縮めるだけでなく、シロアリの発生やカビの原因にもなり、健康被害につながる可能性も否定できません。
ベランダ防水の種類と特徴
ベランダの防水工事には、主に4つの工法があります。それぞれの特徴を理解して、あなたのベランダに最適な工法を見つけましょう。
1. FRP防水
軽量で強靭な**ガラス繊維強化プラスチック(FRP)**を塗布する工法です。
* 特徴: 非常に強度が高く、硬い塗膜を形成します。乾燥時間が短いため、短期間で施工が完了します。
* 注意点: 伸縮性が低いため、木造住宅など揺れや動きが多い建物には不向きな場合があります。
2. ウレタン防水
液体状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねて、弾力性のある防水層を形成する工法です。
* 特徴: 下地の形に柔軟に対応でき、継ぎ目のない美しい仕上がりになります。比較的安価で施工できるのも魅力です。
* 注意点: 完全に硬化するまでに時間がかかるため、施工期間が長くなりがちです。また、職人の技術によって仕上がりが左右されることがあります。
3. シート防水
防水性のあるシートをベランダの床に貼り付ける工法です。
* 特徴: 塩ビシートやゴムシートといったシートの種類が豊富で、耐久性が高いのが特徴です。また、工場で均一に製造されたシートを使うため、安定した品質が期待できます。
* 注意点: 複雑な形状のベランダには施工が難しく、シートの継ぎ目から雨水が浸入するリスクがあります。
4. アスファルト防水
溶解したアスファルトと防水シートを交互に重ねて防水層を形成する、歴史の長い伝統的な工法です。
* 特徴: 非常に高い防水性と耐久性を誇り、信頼性が高いです。屋上など広い面積の施工によく用いられます。
* 注意点: 重量があり、アスファルトを溶かす際の臭いや煙が発生するため、一般家庭のベランダにはあまり使われません。
ベランダ防水のサインを見逃さないで!
あなたのベランダに、次のようなサインはありませんか?これらは防水層の劣化が進んでいる危険信号です。
* ひび割れや剥がれ: 床の表面にひび割れや塗膜の剥がれがある。
* 水の溜まり(水たまり): 雨が降った後、ベランダの一部に水たまりができる。これは排水勾配がうまくいっていない証拠です。
* 色あせやチョーキング現象: 触ると白い粉が手につく(チョーキング)。これは塗膜が劣化しているサインです。
* コケやカビ: 防水層の表面にコケやカビが生えている。
これらのサインを見つけたら、10~15年と言われるベランダ防水の寿命を迎えている可能性があります。放置せずに専門業者に点検を依頼しましょう。早めのメンテナンスが、結果的にあなたの家を守り、大きな出費を防ぐことにつながります。
まとめ
ベランダの防水は、単なる美観の問題ではなく、大切な家を守るための重要なメンテナンスです。普段あまり気にすることのないベランダの床ですが、この機会に一度じっくりと観察してみてください。もし異変を感じたら、信頼できる業者に相談し、適切なタイミングで対策を講じることが何よりも大切です。
ベランダは、これからも雨の日も風の日も、あなたの暮らしを守る場所であり続けます。