KMT様邸外装工事 コモアしおつ地区
今年の梅雨はまとまった雨が続き、色々な分野で影響が出ておりました。
外部工事も難航しましたが月末に完成いたしましたお宅のご紹介です❊
今回で連棟3件目のご契約をいただきまして、弊社実績がメイン通り沿いに増えました!
改めて感謝を申し上げます❊
施工前写真
白い窓枠のお家は外装色において似合う色が多数のため、施主様もよく悩まれます。
コモアしおつ地区は外装デザインを決める際、管理組合が指定する協約を守らなければいけません。
※色に関しましてご不明点がございましたら、指定色(マンセル値)よりお調べする事が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
デザインも最もではありますが、やはり目的としては劣化を防止して建物を守る事、美しい家にリフォームする事です。
建物の中でも一番紫外線を浴び消耗が激しい屋根の施工です。
初回コロニアル(名称)のメンテナンスですので塗膜が無いため、水分を吸いコケなどが繁殖し、熱を跳ね返すコーティングもありません。
塗装前に必須作業のスクリュー式ターボノズルによる高圧洗浄を行い乾燥させ、下地作りをします。
洗浄後は汚れが取れ、白い状態になります。洗浄乾燥後にこのまま放置してしまいますと塗装の密着率に影響が出るため規定の工程間タイムを守り次の工程に移ります。
乾燥後には裸状態の屋根に下塗りをします。下塗りは上塗りよりも重要視しており、十分吸い込ませトップコートと素地との結合や耐久性にに大変重要な役割をはたします。
今回は遮熱塗料の仕様により、下塗り材も専用なものを使います。
下塗で土台が出来たところでクラックを補修し、ズレている棟板の調整などをします。
乾燥後に遮熱塗料を中塗りし、もう一度上塗り(計3回塗り)までで仕上げていきます。
塗布量や希釈率は繊細に調整し、長期耐久に支障が出ないよう施工します。
2階建ての住宅などは屋根からの熱伝導により温度が比較的上昇しがちですので遮熱塗料がおすすめです。
今回はブラウン系の柔らかい茶色に仕上がり耐久性も上がりました!
施工前→施工後
※屋根塗装後の数年間はコーティングしたことにより雪が滑りやすくなりますので落雪には十分注意してください。
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次に一番お家のイメージが決まる外壁
白枠を調和させるため軟らかいクリーム系でマット調なデザインに決まり、屋根とも相性抜群になりました。
窯業系サイディングのタイル目に積もったホコリや塗膜に発生するチョーキングを高圧洗浄で除去します。
比較的北側は日が当たらないためコケが繁殖しやすく、お風呂場などもあるお宅が多いですので念入りに洗い流します。
※洗浄後は表面が乾燥していても隙間や内部に浸透した水分が抜け切れていない場合が多々ありますので、必ず2、3日乾燥期間を設けて塗装をします。
乾燥後に下塗りをする前、ガスケット(目地材)に専用下塗り材を塗ります。この処理をしないと仕上がりに影響をもたらす場合がありますので必須作業になります。
そして屋根同様に窯業系外壁用下塗材を塗り、中塗り上塗りと3回塗りをします。
今回はハイブリット塗料を使用し、タイル調の壁によく合ったとてもいい色に仕上がりました!
機能的にも汚染防止に繋がりますのでいつまでも綺麗な外観を維持できます。
メイン箇所の塗装が終わり次は終盤の付帯部分です。
破風、雨樋、鉄部等細かい部分も隅々まで綺麗にしていきます。
戸建住宅ではアルミ(サッシなど)、ステンレス、化粧樹脂等の塗装が不向きな部分に関しましてはその色も当然残りますので色決めの際は一つポイントになってきます。
軒天も高圧洗浄後に防カビ含有塗料を塗り汚染防止機能にします。透湿性で呼吸もでき素材を長期的に守ります。
雨樋破風は色焼けもしているため白を塗ることにより、清潔感が増します。
元々工場仕上げの雨樋など樹脂は比較的密着率が悪いため、専用下塗り材を塗る事で綺麗に現場でも塗装可能になります。
塗装後最終点検、清掃をして足場を解体します。
戸建住宅塗り替えの工期は約1カ月間を設けさせていただいております。
改めてリフォーム後のKMT様邸です
色身も変わり建物の耐久性も上がりました!
これからも長きにわたりご家族が生活される大切なお住まいですので、いつまでも綺麗で維持できればうれしいですね❊
そしてまだまだ猛暑日は続き、コロナウィルスの影響もございますので、どうか皆様方もお体ご自愛くださいませ❊